
先日、内覧会のお知らせを頂くことができ、当院の精神保健福祉士2名で、新規で開所をする障がい者グループホームへご挨拶に伺いました。
障がい者グループホームとは…
障がいをもった方が、日常生活のサポートを受けながら共同生活を送る施設です。
実際は、障がい者の施設を建てる際、地域の理解を得ることがまず大変なのですが、「高齢者ばかりの地域に、若い人が来てくれることがありがたい。」と良好な関係を築けているようでした。内覧会では、オーナーのこだわりで、焙煎所のプロの方が美味しいコーヒーを提供してくださいました。
なんと素晴らしいホスピタリティー。
個室は広々としていて、プライバシーにも配慮した、とてもきれいな施設でした。体験入居も受け入れてくれるようです。
当院の患者様の退院先となるのかは、検討が必要ではあります。たとえば、長期入院されていた方が、いきなり単身生活を送る事は難しいです。
そこで、体験入居を通して、実際に社会生活を送る事が出来るのか?
サポートを受けながらの生活とはどういうものか?
困ったことがあった時はどうしたらよいのか?
正しい服薬管理が出来るのか?等々、
実際に生活をしてみてからでなければ分からないことを、確かめることが出来ます。
今後もこういった施設が増えて行く事が望ましいですし、精神保健福祉士として、退院先の確保や社会資源の開拓がとても大切だと感じました。関係機関と、垣根のないお付き合いが出来るといいのかもしれません。
また美味しいコーヒーを頂きに伺いたいですね!