入院中の通信(お手紙・お電話)の自由について|精神科での対応とご理解、ご協力のお願い

電話・お手紙について

何もない環境で患者様が過ごされているようにイメージされるかもしれませんが、面会や通信(手紙、電話)に関して自由が確保されています。

お手紙の制限をすることはできません。しかし、患者様の気持ちの動揺、反治療的になってしまう場合は、ご家族のご協力を得ることがあります。もし、治療的に必要性がある場合は、電話、面会の制限は出来るようになっています。

通信制限が必要な理由

患者様の治療と安全を守るため

他の患者様や医療スタッフとのトラブル防止

自傷や他害のリスクがある場合

詐欺やストーカー被害など外部とのトラブル防止

どのようなケースで制限がされるか

例として、以下のようなケースが考えられます。

①幻覚・妄想による誤解でトラブルを起こす恐れがある

②家族や知人への迷惑行為が考えられる

③自傷・他害につながる可能性がある       etc…

通信制限は 患者様自身と周囲の安全 のために設けられています。制限には 法律的な根拠 があり、権利擁護の為、無制限に行われるものではありません。症状が落ち着けば制限を緩和できる可能性があるため、主治医やスタッフと相談することが大切です。

※ 電話や手紙、面会などの制限について具体的なガイドラインが「精神保健および精神障害者福祉に関する法律第37条第1項の規定に基づき厚生労働大臣が定める基準」に明記してあります。

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