
作業療法では、本来、好きな事をなんでも挑戦することが出来ます。
今回の患者様は、プラモデルとビーズアクセサリー作りでした。
好きな事に集中して取り組み、普段の生活の中で抱えている悩みや問題から一旦離れる。
そんな時間が、健康的に生きていくためには必要なのです。
1人目のAさんは、プラモデル。自動車や戦車かな…?と思っていたら、まさかの『デコトラ』。
Aさんのイメージとしては、『日本の名城』だったのですが、『トラック野郎』だったとは!
Aさんにとって、「プラモデルは、リセットの時間です。」と仰っていました。





二人目のOさんは、ビーズアクセサリーを作成していました。
色が混ざっているので小さなビーズを色分けし、小さな穴にテグスを丁寧に通していました。筆者40代、ドライアイにはなかなか厳しい穴の大きさですね。目がシバシバします。





集中して作業をしていると、時間はあっという間に過ぎていきます。
ゴールが見える物は達成感につながり、自己肯定感を高めることが出来ます。作業療法は、病院によって特色の出る部分かもしれませんね。
今後も、「挑戦したい!やってみたい!」という患者様の声に耳を傾け、支援につなげていきます。